【コーチングスキル】相談に対する質問は相手の言葉をそのまま使うと効果的

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こんにちは、aoiです。

相手に何かを説明する時、相手の言葉を用いて説明する方が、より効果的であるという話をします。

例えば、相手から何らかの理由で会社に出勤することが出来ない、不登校ならぬ不出勤であると相談をもちかけられたとします。
この時、まずはしっかりと相手の言葉に耳を傾けること。すぐに解決策やアドバイスを投げてはいけません。
相手の心が開くまで、辛抱強く待つ。相手から象徴的なワードが出てくるのを待ち、それを聞き逃さない。

すると、相手からこんな言葉が漏れてきました。

『どこかで人生のボタンをかけ間違えたのが悪かったのかなあ。。』

こういった相手ならではの言い表しが出てきたら、しっかりと覚えておきましょう。

少し酷な言い方をすると、そもそも会社に出勤するかどうかは相談者である相手次第が決定することなので、
『けっきょくあなた次第ですよ』 と言いたくなります。ですがストレートにこの表現を相手に伝えても、相手の心には響きません。

もしそれをそのまま伝えても「それは分かってはいるんですが」、、と相手は返答に詰まってしまいます。

相手が充分に話し終わるまで、辛抱強く相手の話を聞き続けましょう。

相手が充分に話し終わったタイミングがきました。

そのタイミングで、相手ならではの言い回しを使い、問いかけてみてください。

『ボタンの掛け違いを直すためには、どこからはじめたら良いでしょうか』とか、

『どんなきっかけでボタンを掛け違いてしまったとおもいますか?』といった風に。

 

ここで大切なのは、こちらから答えを出さず、相手に考えてもらうと、より効果的です。

すると、案外相手の方から気付きが勝手に浮かんできて。やがて気づくことが多いです。

『私の人生のボタンをかけ間違えてしまったのは私自身、だから私自身で直すこともできるかも知れません』

こんな風に、こちらからこうじゃないですか?といきなり解答を説明するよりも、相手の心と頭で考えてもらい、解答を出してもらう

そういったスタンスのほうが、相手にとって腑に落ちていくし、その場しのぎの答えでなく、自ら考えて出した答えなので悩みの再発があまり起こりません。

 

相手の言葉を使って、問いかける。

人から相談を受けた際にとても効果的な手法だとおもうので、ぜひ使ってみて下さい。

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