人材育成は動物的視点と植物的視点の二つからアプローチすると効果的

人材教育ほど難しくやりがいのある事は無い。
人を育てるとき、動物と植物の育て方の発想を持つと良い。
動物を育てるとき、良い行動には褒美を、悪い行動にはしつけを行う。飼育者の積極的姿勢が垣間見える。

植物を育てるとき、充分な太陽の光と水を与えてやる。後はじっと待つ。焦ったりはせず、時間の流れのまま、成長を願う。

人を育てるとき、この二つの視点を持つべき。
がつんと指導すれば、一度で変わる人もいれば、そうでない人もいる。

そんなときは、植物の視点で考えてみる。
人は一度言っただけでは、そう簡単に変われないだろう。
だから適切なタイミングで適切な指導を根気強く行っていこう。
そんな考えを持てば、教育者は変に焦る事はなくなるとおもう。

植物だって過剰に肥料や水を与え続けると、根腐れしてしまう。人も同じだ。
必要以上にクドクド言っても相手は心を閉ざしてしまう。
指導する側も、ある意味強い忍耐が求められる。