前回の記事では、太るためには摂取カロリーが消費カロリーを上回る必要があると書きました。
では、実際に摂取カロリーを増やすために、どんな事を行っていけば良いのでしょうか。
まず初めに行うこと、
それは一日三食かならず取ること、です。
太るためには摂取カロリーが消費カロリーを上回るという理論に続き、これも当たり前なことです。が、極めて重要なことです。
痩せている人は、食事量が圧倒的に少なく、そもそも一日三食きっちり食べていない人が多い。
その結果、摂取カロリーが少なくなるので、太れません。
痩せている方は、思い出してみて下さい。
この一週間、毎日かかさず三食食べていましたか?
まずは、この一日三食取るということが習慣化されるまで意識的に行動を変えていきましょう。
目安として3週間、毎日かかさず一日三食が続けられたら、次のステップに移ります。
それは、一日三食の間に、間食を入れるということです。
端的なイメージとしては、三時のおやつです。
痩せている人のよくあるケースとして、一度に食べれる食事の量が少ないことが多いです。
せっかく一日三食を続けても、一度の食事量が少なくてはトータル的な摂取カロリーは期待できません。
そこで間食を挟むことにより、合計の摂取カロリーを増やしていく、という作戦です。
そこで疑問に思われるのは、「間食を増やしたら本来の食事タイムで食べられなくなるのでは?」という点だとおもいます。
確かに、間食を入れることで昼食や夕食に食べられる量は減るかもしれません。
ここで大切なのは以下のイメージです。数字で説明します
Aさんという人物がいます。
Aさんは一度の食事で”20g”食べることができます。(単位は適当にg=ごはんとしました)
一日三食取った場合、
一日の摂取カロリー=朝食(20g)+昼食(20g)+夕食(20g)
合計60g取れたことになりました。
次は、間食を入れた場合のケースを説明します。
間食では8g食べることができます。
ただし間食を取るので、一度の食事は20gから17gに減ります。(朝食は20gのまま)
それを昼と夜に2回づつ取った場合、
一日の摂取カロリー=朝食(20g)+昼食(17g)+間食①(8g)+夕食(17g)+間食②(8g)
食事で54g、間食で16g、
合計70g取れたことになりました。
これは一日三食取ったとき(60g)よりも、大きな値となります。
間食を取ることで、一日の摂取カロリーを増やすことができる。
数的感覚でなんとなく理解することができたでしょうか。
ここで押さえておきたいのは、
あくまでも間食は補助の役割であり、
目的は一日の摂取カロリーを増やすことにあるという点です。
「間食を取ったし、夕食は少なくても良いか・・・」
結果、一日三食取るよりも合計の摂取カロリーが減ってしまう
こんなことをしていたら本末転倒となりますので
くれぐれもご注意を。
コメントを残す