こんにちは、aoiです。
以前、大学生活で後悔しない為にやるべき5つのことについて記事を書きました。
関連記事:【まとめ】もしも時を戻せたら~大学生活を後悔しない為にやるべき5つのことについて紹介!
その記事では、大学に通う4年間は時間が沢山あり、いかにその時間を有効活用するかで今後の人生に大きな影響を与えるか、また学生の本分は学業であり、学ぶことに注力すべきだと書きました。
ここで疑問におもわれる事として、「大学で勉強したことって本当に役に立つの?」ということではないでしょうか。
なので今回は、私が大学で勉強したことで実際に役に立ったをランキング形式で発表していきたいとおもいます。
ちなみに私は経済学部でした。(遊んでばかりで勉強をロクにしない学部と言われていましたw)
それでは、さっそくいってみましょう!
Contents
大学で勉強して役に立ったことベスト10
私が大学で勉強して役に立ったとおもったことは、以下の10つです。
勉強して役に立ったベスト10
- コップの水の見方について
- 機会費用という考え方
- 需要と供給について
- 貨幣について
- 資料の準備は入念に行うべし
- 価値について
- ゲーム理論という考え方
- エンゲル係数
- 経済知識にとっつきやすくなる
- 限界効用逓減の法則について
いくつか経済用語がありますが、ぶっちゃけ内容はとても簡単だとおもいます。ただ、その知識を自分の実生活や物事の考え方に当てはめてみると、意外に役立つことが多かったです。
どういうことか、詳しく説明していきましょう。
1.コップの水の見方について
これはゼミの教授が何度も言っていたことで、元ネタはドラッカーの言葉です。
コップに入っている水を、「まだ半分入っている」と見るのか、「もう半分しか入っていない」と見るのかでその人が取る行動が変わるというもの。
コップに入っている水の量は同じなのに、観測者にとって捉え方が変わるのはとても興味深い話ですねぇ~と教授はよく言っていました。
この話を聞いた私は、世の中に絶対的な価値というものは無くて、良くも悪くも自分の認識一つで世界の色は変わるんだ!とナゾの感動を抱いたことを覚えています。
そこでちょっと話を飛躍して、私は次のように解釈しました。
誰もがしんどいとおもうような状況(コップの水が半分しかない)の時にネガティブ思考になるのではなく、「まだコップの水は半分もあるから諦めたらいかんぞ!」と自分を奮い立たすことが出来たらカッコいいなぁと。社会に出たらしんどいことが多かったですが、こう考えることで気持ちが少し楽になることがありました。教授ありがとう!
※実際のドラッカーの教えはコップの水をまだ半分あるではなく、もう半分しかないと捉えた時に新たなイノベーションが生まれると言っているので、実は全く逆の捉え方しています笑
2.機会費用という考え方
これは経済用語ですね。
ある行動を取ることで、本来別の行動が取れたかもしれない。その際に失った費用のことを機会費用と呼びます。(めっちゃざっくり説明です)
例えば、あなたは大学に出て講義を受けます。その時間にアルバイトをしていれば時給1000円くらいは稼げたかもしれません。この1000円のことを機会費用の損失といいます。
この教えからは、「何かを得るためには何かを犠牲にしている」という考えをつねに持つべきだということを学びました。
今の行動は本当に正しいのか、もっと他にやるべきことがあるんじゃないか、機会費用を損失していないか?そう考えながら行動の選択をすることでムダが減っていくとおもいます。
3.需要と供給について
需要と供給について、これは経済学用語の基本中の基本ですね。
この言葉の捉え方としては、「してもらう側」と「してあげる側」の人間に分割することが出来るということ。そして自分自身、どちら側の人間になりたいか問い続けるべきだという考えが身に付きました。
もちろん、「してあげる側」の人間になりたいですよね。(してあげるという表現は少し傲慢のように聞こえるので、つくる・与えるという表現のほうが良いかも)
仕事のサポートをしてもらうより、サポートをする。つまりGive and Take精神でいうところのGive精神に徹底していこうぜということです。
この考えを持って仕事をしていると、会社からの評価は自然を上がっていくとおもいます。
4.貨幣について
貨幣にはいくつかの機能があります。
それは交換機能、価値保存機能、価値尺度機能、合計この3つです。
詳しく説明すると話が長くなるので割愛しますが、このことを教わった時におもったことがあります。
それは、以下の通り。
1.物事には多面性がある
2.状況によって優先順位は変わる
貨幣について学ぶことは、経済学に深い関りがあって、単純に面白かったです。
また、最近だとコロナ渦でGo Toトラベルをやっていましたが、あれってシルビオ・ゲゼルというおっさんが提唱した”減価する貨幣”や”地域通貨”のノウハウが活かされてるんじゃないのかなぁ~と自分なりに考えてみることが出来たり。。。世の中で置いていることを自分の知識を使いながら考えていくことで、よりオリジナルの発想を生み出すことができるのではないでしょうか。
5.資料の準備は入念に行うべし
これはゼミの発表会を通じて学んだこと。
「資料の準備は入念に行うべし!」
まぁ当たり前なんですけどね、、ここをしっかりやっていないおかげでゼミの発表で恥を何度も書きました。。
ただ、社会に出る前に痛いおもいをしたおかげで、社会人になってからこの教訓を活かすことができたのは大きかったです。
6.価値について
価値には使用価値と交換価値というものがあります。
例えば水が無くては人間生きていけないので、使用価値は高いです。ただ、水は大量にあるので交換価値は低いです。
ダイヤモンドはそれ自体では使い道が限られているので、使用価値は低いです。ただとても高価なので交換価値は高いです。
この話を聞いて、「自分とって価値あるものって何なんだろう?」と見つめなおすきっかけとなりました。
みんなが欲しがっているから価値があるの?ブランド品だから価値があるの?う~ん・・・
あれこれと考えましたが、みんなが欲しがるもの=交換価値に振り回されるのではなく、「自分が本当に良いとおもったモノ」に価値を見出せる大人になりたい、そうおもえるようになりました。
ぶれない自分だけの価値観というか、そうゆうものを考える良いきっかけとなった気がします。
7.ゲーム理論という考え方
ゲーム理論も経済学用語で有名ですね。詳しくはググってください!笑
この理論を知ったことで、損得勘定のやり方を学びました。それと同時にこの理論通りに考えればあらゆる最適解が出るかもしれないけど、あまりに論理的過ぎて人間味が無いなぁ~とおもったり。
損得勘定も大事ですが、勝ってばかりだと相手との関係性も悪くなるんじゃない?大事なのはバランスなんじゃない?という考え方が身に付いたような気がします。
8.エンゲル係数
初めてエンゲル係数という単語を知った時、なんかカッケェな!と興奮しました。
意味は実にしょうもないのですが・・・(家計における食費の割合のこと)
貧しい人ほどエンゲル係数が高く、収入が多い人ほどエンゲル係数が低いというデータを知りました。
それを聞いた私は、「よし、大人になったらエンゲル係数を爆下げしたろ!そしたら金持ち認定されっしょ!」という謎理論を思いつきました笑
ただ、この発想を持っていたおかげで、なるべく食費のムダを減らすようにはなったのかなぁとおもいます。例えばコンビニでジュースを買うのではなく、スーパーで大きなペットボトルを買ったり、コスパの悪い外食を避けるようにしたり・・・ですかね。うん、ぶっちゃけそこまで役に立ってないかも(笑)
9.限界効用逓減の法則
これ9位にもってきましたが、よく考えてみるともっと上位かもしれないです。
限界効用逓減(ていげん)の法則とは、旨い寿司も食べすぎたらドンドン満足感は減っていくという法則です。(超ざっくり説明・・詳細はググってください)
焼肉にしても、寿司にしても、やっぱり最初の一口が一番おいしいですよね。
ガンガン食べていくとお腹も膨れていくし、味覚もなれてくる。30口くらい食べたときの満足度って最初の一口に比べてやっぱり低いもんですよね。
この経済用語を知って学んだことは、「足るを知る」ということ。何事もほどほどが一番です。おかげで食べすぎることは減ったような気がします。(さっきから食べる話ばっかかよ)
10.なんとなく経済を分かった気になれる
なんちゃって経済学部なので、日経新聞とかニュースを見ても、雰囲気あぁ~こうゆうことかなって”分かった気”になれます。これは地味に利点として大きいかもしれない。
それに社会人になると経済ニュースは絶対キャッチしないといけないのですが、経済学を大学でかじっていると取っ掛かりやすい、そこまで苦手意識が出ないといった利点もあります。
まぁ、大半は忘れちゃってるんだけどね・・・
おわりに

はい、ということで今回は大学で勉強して役だったことベスト10についてまとめてみました。
振り返ってみると、何を学んだかより、学んだことをどう解釈するかのほうが重要なのかも?とおもいました。
これから大学で学ぶ人、すでに学んでいる人へ。
いま勉強していることを実生活で活かすとしたらどんな風になるかを考えてみると、勉強することがちょっとだけ楽しくなるかもしれません。ぜひ試してみてください。
今回はここまで、最後まで読んで頂きありがとうございました!
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