【まとめ】5W1Hは最強のフレームワーク!掛け合わせて思考の幅を広げる方法も紹介

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5W1Hは最強のフレームワークである

人に何かを説明するとき、モレなく・分かりやすく話が出来れば良いとおもいませんか?

そこで今回は、誰もが聞いたことある5W1H」というフレームワークの活用方法について紹介したいとおもいます。

(※モレなく~といってMECEじゃないんかい!というツッコミが聞こえてきそうですがお許しを)

このフレームワークは基礎中の基礎でありながら、最強のフレームワークであるとおもいます。

これから新入社員となる方は絶対に身に付けておくスキルなので、この記事は必見です!

5W1Hってなに?

改めて説明する必要は無いとおもいますが・・5W1Hとは、以下の5つのアルファベットの頭を取ったものです。

いつ(When)

どこで(Where)

だれが(Who)

なにを(What)

どのように(How)

なぜ(Why)

例えば、文章にしてみると以下の通り。

「今夜、高級レストランで男性Aがピアノを即興で演奏した。恋人を喜ばせる為に。」


日本語の文法上、なにを・どのように・なぜ辺りの順番が若干前後するかとおもいますが、大体こんな感じでしょうか。


5W1Hの素晴らしい所は、伝えるべき情報が網羅されるという点です。

5W1Hを使うことで必要な情報の概要として7割以上は伝わるのではないでしょうか。

※もちろんビジネス上で重要な『How much?』を含んだ5W2Hはさらに重要ですが、話の本筋としてそれてしまうので今回は保留にしておきます。




5W1Hを使うとどんな効果(メリット)がある?

先ほど、5W1Hを使うと伝えるべき情報が網羅されると述べました。では、情報が網羅されるとどんな効果(メリット)があるのかについて、説明していきます。

情報を網羅することで、おもに3つの効果が生まれます。

①報告を受ける側が分かりやすい

②広い視野で状況把握が行える

③次に何をすべきか分かる

それぞれ説明していきます。まずは①報告を受ける側が分かりやすい、について。

組織では部下が上司に報告する機会があります。

この報告する内容を聞くで、上司は部下の能力を判断し、「こいつはデキるヤツだ」とか「情報がまとまってないな・・」といったプチ人事考課をこっそりと行っています。

なので上司に報告する際は、内容を5W1Hでまとめた上、手短に分かりやすく説明をしましょう。

ついでに言うと上司は大抵、忙しく動き回っているので時間を大切にしています。そんなときに情報が整理されていない報告をするのはタブー。

上司から「で、けっきょく何が言いたいんだ!」と言われてしまったらおしまいです。(新人時代の私は何度もありました・・w)

もちろん内容という結果も大事なのですが、その内容をいかに分かりやすく伝えるかという手段も同じくらい大切です。

報告は受ける側がいかに気持ちよく受け取れるかどうかにかかっています。その気持ちよくを左右するのが5W1Hでまとめられた分かりやすい報告になるというわけです。


次に、②広い視野で状況把握が行える、について。

5W1Hで分析を行う事で、6つの視点から対象を考えることができます。

人間は目が二つしかありませんが、思考という視点は無限に増やすことができます。

この思考の視点を増やすことで、1つの視点しか持っていない時に比べて、広い視野で情報把握ができるようになります。

5W1Hで考えることで物事の成功率をあげることができますし、逆に5W1Hのうちどれかが抜けおちていれば、成功率はグンとさがります。

たとえば、あなたが中規模の交流イベントパーティーを主催するとします。

イベント会場は高層ビル屋上の見晴らしがよいテラスにしようと決めました。

「見晴らしがよく、ゲストも喜んでくれそうだ!」

あなたは、場所だけ決定してしまい、「どこで(Where)」の深堀りをそれ以上行いませんでした。

本来ならば、ここでは以下のような深堀りが必要だったのではないでしょうか。

・雨が降ったらどうするの?

・季節の気温的に暑くない?寒くない?

・強い風が吹きつけることは無い?

・日が沈んできたら照明はどうするの?

・高所恐怖症の人がゲストにいたらどうする?

まだまだあるとおもいますが、いったんこれぐらいにしておきます。

ここで大切なのは、「どこで(Where)」を考えるときに、メリットだけを見ようとせずデメリットや突発的な対応についても充分に検討すべきということです。

この検討をしっかりと行う事で、最後に紹介する、③次に何をすべきかわかる、に繋がります。


5W1Hを使うことで広い視野で物事を考えることができ、広い視野で状況判断がおこなえるようにります。

その結果、③次に何をすべきか分かるようになります。これは極めて重要なスキルです。

この解決策を出す人が社会人の中では「デキる人」と呼ばれる人材です。

5W1Hで問題を整理することから始まり、最後には問題を解くことができる。

それは5W1Hというフレームワークを活用し、問題の深堀りを徹底的に行うからです。

つまり、徹底的に考えるということ。

そのプロセスを5W1Hを使えば効率的に行えるというわけです。


5W1Hを掛け合わせると効果は絶大!

さて、ここでようやくタイトルにあった【5W1Hを掛け合わせる】ということについて説明していきます。

やり方はいたってシンプルです。5W1Hは単体で考えるよりも掛け合わせて考えた方がアイディアが生まれてきます。

例えば、こんな感じです。

・「どこで(Where)」×「だれと(Who)」

・「いつ(When)」×「なにを(What)」

・「だれが(Who)」×「どうやって(How)」

・「なぜ?(Why)」×「どうやって(How)」

「どこで?」よりも「どこで、だれと?」を想定するほうが良いでしょう。

何故なら相手によって適切な場所を選ぶことができることが出来るからです。

地元の通いなれた定食屋にいくのか、敷居の高い小料理屋にいくのか、どれも誰と行くのかを考える。


さらにいえば「なぜ」いくのかを考える。

「なぜ(Why)」×「だれと(Who)」×「どこへ(Where)」

何が目的で、どんな成果を得たいのか、その為に適した「どこへ(Where)」はどこなのか。

ただ、「どこへ(Where)」を考えるよりもずっと効果的なアプローチが行えるのではないでしょうか。


「なにを」するよりも、「いつ、なにを」するかについて考えましょう。

分かりやすい例が誕生日のサプライズやプロポーズでしょうか。

ただ会った瞬間に指輪を渡すよりも、いつ渡すかによって相手が受ける感動も大きく変わるとおもいます。

まだまだ具体例はいっぱいありますので、考えてみてください。


おわりに

今回は5W1Hについて考えてみました。

5W1Hを使って網羅的に考え、説明することで「デキる人」になること間違い無しです。

簡単に実践できるし、やればやるほど奥が深いのが5W1Hです。

5W1Hの要素を掛け合わせることで、単体で考えていただけでは思い付かなかったアイディアも出てくるようになります。

何かを分析するときや説明するときには、ぜひ活用してみて下さい!

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