実は危険!?エッセンシャル思考を実践するコツやメリット・デメリットをまとめて解説する!

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エッセンシャル思考を身に付けると人生で何が変わるか?

こんにちは、aoiです。

今回は2014年にNYタイムズでベストセラーとなった

「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」(グレック・マキューン著)

という本を紹介します。

この本の趣旨を一言で表すと、効率の最大化を図るということが言えるとおもいます。

『エッセンシャル思考を身に付けると何が変わるのか?』

とても魅力的な思考法であるエッセンシャル思考。もちろんメリットも沢山ありますが、実はデメリットもあります。このデメリットをしっかりと理解していなければ、大変なことになるかもしれません。エッセンシャル思考とは危険な側面も兼ね備えた、諸刃の刃ともいえるでしょう。

今回はそれらについて説明していきます。

Contents



エッセンシャル思考とは何か?

ざっくりエッセンシャル思考について説明すると、アメリカのコンサル会社でCEOを務めているグレック・マキューン氏が推奨する、無駄なことはシカトして必要なことだけ注力しようぜ!という考え方の事です。

モットーは「より少なく、しかしより良く」

なんだか、ミニマリストのような発想ですよね。意識高い系でちょっとなぁ・・と思われた方もいるかもしれません。

ですが、よくよく本を読んで見ると、そうでもなさそうです。グレック氏は本文の中で、このように述べています。

選択の機会が増えすぎると、人は正しい判断ができなくなる。

選択とは行動なのだ。与えられるものではなく、つかみとるものだ。

選択肢は限られているかもしれない。それでも選択肢から何を選ぶかは、いつだって自分次第だ。

どうですか?なんだかめちゃくちゃ熱い人のように聞こえてきませんか?

上記の考え方は、V.フランクルの「夜と霧」を読んだときの気づきと同様でした。

数ある選択肢の中で、自ら主体的に選び抜き生きてゆくという、強い意志がひしひしと伝わってきますよね。

冒頭でエッセンシャル思考について一言で表すと、効率の最大化を図ることだと書きました。

効率の最大化と聞くと機械のように冷徹な印象を受けますが、先ほどのマキューン氏の引用を読む限りそんな感じはしませんよね。少し興味が湧いてきたでしょうか。

じゃあエッセンシャル思考って、どうやって実践していくの?さらに説明していきます。



エッセンシャル思考を実践するコツ

エッセンシャル思考を実践する為には、まず第一に徹底的にやることです。

たまにやるだけではダメです。毎日、毎回、いつでもどこでも必ず実践することです。

これはかなり体育会系のノリですよね、毎日朝練は必須!土日も自主練!絶対妥協すんなよゴルァァ!みたいな。まぁ確かに中途半端にやるのは良くないです。やるなら徹底的にやるべきです。

一番良くないのは、自分の気が向いた時にエッセンシャル思考を実行し、気が向いないときはやらない。こんな風に振舞っていたら、周囲からは「ただの気まぐれ野郎」とみなされてしまいます。

やるか、やらないか。やるなら徹底にやれ、です。

さらにグレック氏は、なにをやるのか、何をやらないのか、完全に明確にすべきと述べています。

※かなり明確ではなく、完全に明確というところに徹底した姿勢を感じますね!

その理由としては、徹底的なムダを排除するという目的がある為です。ここが明確にされていない限り、エッセンシャル思考の効果を最大限発揮することは出来ないでしょう。


押さえるべき2つのポイントとは

さて、エッセンシャル思考を実践する際に、実は必ず押さえておかなければならない、2つのポイントがあります。

それは以下の2点。

ポイント①:この世の中にある多くものはムダである

ポイント②:つねに何が重要なのか考え続けるクセをもつ

突然ですが、パレートの法則という有名な学説を聞いたことがあるでしょうか。別名、80:20の法則ともいいます。

成果を出すのは20%の人達で、残りの80%は成果を出していないというアレです。

グレック氏はこの20%と80%の違いについて明確にすべきと述べてます。

それらの違いを明確にするためには、まずムダが存在すると認識すること

どんなに完璧だとおもえても、かならずムダは必ず存在します。ここは大切なポイント、前提条件として押さえておきましょう。

そして、そもそも何がムダなのか、何が重要なのか、つねに考え続けるクセをもつ。つまりムダor重要の判断基準を明確にすること

その判断基準は何度も考えて考えてブラッシュアップさせていくものです。

今日は重要だとおもっていたことが、明日になると重要では無くなってしまっているかもしれません。一度決定したからとって、思考を停滞させていはいけない。

そうして日々磨き上げられた判断基準は、日々の行動へと落とし込まれていきます。一貫した判断基準に則り行動を取っていますので、ブレることがありません。

そうして人の思考や行動は形作られていきます。

つまるところ何が重要なのか見定めるクセを持つ。

本質を追及して、本質にのみエネルギーを注ぎ続ける。

これがエッセンシャル思考の神髄なのでは無いでしょうか。


関連記事今日から本質を見抜く力を身に付けたい人は必見!本質の正体は〇〇だった!?

エッセンシャル思考のメリット

エッセンシャル思考を実践することで得られるメリットとは何でしょうか。

私は以下の3点が大きなメリットだと考えています。

  • 自分の価値観が明確化されて芯の強い人になれる
  • 最小の努力で最大の成果を得られる
  • ポジティブ思考になれる

エッセンシャル思考を実践することには、この3つのメリットがありますので、それぞれ説明していきたいとおもいます。


自分の価値観が明確化されて芯の強い人になれる

エッセンシャル思考を実践することで、何をすべきか明確になり、その指針に乗っ取り行動を続けていれば決してブレることがありません。

どんな状況でもブレない人であり続ける事で、気が付けば自分の中で一本の芯が出来上がっているでしょう。その芯があると自覚することで、自分に自信を持てるようにもなります。

なぜなら自分に自信がある人達は、共通して自分の価値観『何を大切にするか』が明確になっていることが多い為です。己の価値観を知り、それを徹底的に貫く。そうすることで、あなたの芯が成長し、精神的に強い人になれるでしょう。


最小の努力で最大の成果を得られる

エッセンシャル思考を実践することで、あなたはやるべきことのみ力を注ぐことができます。その結果、効率が最大化され無駄の徹底排除がされます。余計な道に進まないので、あなたは何をしたら良いのか迷うこともなくなるでしょう。

また、やるべきことのみ行うので、トライ&エラーのサイクルをより多く回すことができます。このサイクルを多く回せば回すほど、普通に行動するよりも多くの気づきや改善点が見つかるでしょう.。いわゆるPDCAサイクル(Plan,Do,Check,Act)が加速度的に上がります。

その結果、最小の努力で最大の成果を得ることができるはずです。

また、何かを選択するときに感じるストレスや労力も最小化されるので、より省エネで生きていけるでしょう。人間は選択を繰り返すほど思考能力が低下しますが、エッセンシャル思考では明確な判断基準をもとに行動を決定する為、”選択疲れ”が無くなります。これも大きなメリットですね。






ポジティブ思考になれる

エッセンシャル思考を実践することで、ポジティブ思考になれると考えています。

なぜか?

それはあらゆる雑念をシャットダウンできるからです。不要なメールの返信や、生産性の無い会議や、興味のない飲み会ext・・・「嫌だな・・」と思っていても、普通なかなか断ることは難しいですよね。

必要無いと分かっていながら付き合いだから仕方ない、みんなやってるから仕方ない、そんな感覚でずるずる流されていると、自分はダメな奴だなぁと自己嫌悪に陥り、ネガティブ思考になりがちです。

そんな時にも、エッセンシャル思考を身に付けていれば、「自分はこうする」という明確な判断基準に則り行動するので、周りに流されることはありません。

確固たる自己(アイデンティティ)がある人は、迷いが無く、精神的に揺らぐことがなくなります。

それが自信へとつながり、自己肯定感の充足、やがてポジティブ思考へとつながるのではないでしょうか。

ここまで前半パートではエッセンシャル思考のメリットについて述べてきました。

後半パートではエッセンシャル思考の危険性、実践することで生じるデメリットについて説明しようとおもいます。





エッセンシャル思考のデメリット

さて、ここまで良いことばかり書いてきましたが、当然エッセンシャル思考にもデメリットもあります。

それは以下の2点です。

  • 視野が狭くなる可能性がある
  • 感情と理性のバランスを失ってしまう

それぞれの理由について解説していきます。とくに二番目の感情と理性のバランスに関しては、気を付けなければなりません。ここをしっかりと押さえていなければ、エッセンシャル思考を実践することで、むしろ状況が悪化するおそれがあります。



視野が狭くなる可能性がある

まず、エッセンシャル思考を実践すること自体ハードルが高く、そう上手くいきません。

「今日からエッセンシャル思考を実践するぞ!本質的なことに力を注いで、それ以外のことはやらないぞ!」

そもそも最初から本質的なものを見抜くことが出来るでしょうか。実際のところは、そんなにイージーではありません。

例をあげるとこんな感じでしょうか。

今年の4月から新入社員として入社したA君がいます。彼の口癖はこうです。

「飛び込み営業はムダだからやらねぇし!」

「テレアポは数より質が大事だから一日3件しかかけねぇし!」

「自分で営業資料つくるより先輩の資料使ったほうがすぐに成果でるし!」

彼がずっとこんなスタンスをとっていたら、どうでしょうか。

A君はなるべくムダを省いて、それこそ最小の努力で成果を最大化しようとしているつもりですが、彼の行動の先に成長はあるのでしょうか。

おそらく長い目で見た場合、難しいと言えるでしょう。

エッセンシャル思考は、物事を始めたばかりの初心者には向きません。

質ばかり意識してしまい、量をこなすことが出来なくなる可能性がある為です。

初心者のうちは量をこなすことで、見えてくることが沢山あります。そもそも初心者は何をやるべきで、なにをやらないべきなのか、判断がつくわけがありません。何故なら、何も経験・成果を上げていない為です。本質を見抜く眼を養う為には、まず量をこなすしかありません。自ら考え行動して出た結果としっかり向き合ってこそ、学びはあります。

エッセンシャル思考を自分の都合の良いほうに捉え、本来やるべきことから逃げる言い訳にしてしまってはダメです。


感情と理性のバランスを失ってしまう

次のデメリットである感情と理性のバランスを失ってしまう、ということですが、

これが特にエッセンシャル思考の危険なところではないでしょうか。

確かにエッセンシャル思考を実践すれば、最小の努力で最大の成果を発揮することができるケースも多くあるでしょう。

やるべきことに注力し、ムダを省き、効率を最大化する。それ自体はとても素晴らしい取り組みです。

ですが、大多数の人は会社という組織の中で生きています。

自分の理屈のみを最重要視し、感情面(人付き合い、義理人情、相手の気持ち)を全て切り捨ててしまうと、その人の後ろに人はついてこなくなります。

『人は感情の生き物である』とよく言われますが、まさにその通りだからです。

理屈では理解できるが、感情がイヤと言っているから動かない。こんな部下はザラにいます。最小の労力で最大の成果を上げようとした結果、最低の成果しか上がらない可能性も出てくるのです。

大切なのは、何事もバランスです。

ただ効率を上げるだけでは、ダメです。

効率を上げつつ、和(チームワーク)も意識することが重要です。

そもそもエッセンシャル思考はアメリカで生まれた発想であり、それを100%日本の社会で展開するのは難しいとおもうのです。なぜなら、アメリカと日本では価値観・文化が大きく異なる為です。

もしエッセンシャル思考を実践するならば、相手を傷つけない上手な『接し方』も同時に学び、実践しなければなりません。ここが重要なポイントです。もしそれが出来ないのであれば、エッセンシャル思考を実践する資格は無いと考えています。ただの自己満足でいたずらに周囲との軋轢を生むだけになってしまうでしょう。

エッセンシャル思考はつねに実践することが大切と言われています。

やるからには大なり小なりヒューマントラブルは避けれないのかもしれません。

なのでエッセンシャル思考を実践する際には、そういったリスクを最小化する手法(ヒューマンスキル)も一緒に身に付けましょう。

自分と周囲との間で、感情と理性のバランスをうまくコントロールする。そうすることで、より大きな成果を発揮することができるのではないでしょうか。




おわりに

私自身、エッセンシャル思考を読んだのはもう5年ほど前になりますが、今振り返ってみても実に参考になる良書だと思いました。

機械のように効率を優先させるのではなく、真の本質はなにかを追及することで、最適解が見つかるはずです。

今回は私が特に印象に残っている内容を掘り下げて説明しましたが、本書の中にはまだまだ多くの発想・気づきが書き記されています。最後に述べた、相手を傷つけない上手な断り方についても書いてありますし、睡眠の重要性や衣服の断捨離法、リーダーシップの取り方などについても書いてあります。読めば読むたびに、気づきが見つかるのではないでしょうか。

どう生きるべきか、自分の軸が

明確になっていない人へ。

自分が何を大切にすべきなのか、

靄が掛かって見えない人へ。

そんな人に是非この本を手に取って読んで頂きたいなとおもいます。

きっと新しい発見が見つかるはずです。

当ブログ『新しい発見』では訪問してくれた皆さんにとってタメになるような情報発信を心掛けています。良かったら他の記事も見ていってくださいね。

今回は以上になります。ここまで読んで頂き、ありがとうございました!



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