3月心の声

ただ何かが始まるのをじっと待っている。

いつかを期待して、ひたすら機会を伺っている。

その時が必ずくると信じている。

ただ生きてさえいれば、勝手に陽は昇るし、やがて沈んてゆく。

そして陽はまた昇る。

必ず、どんなときも。いつだって。

自らに訪れるであろうチャンスやベストなタイミングについても、

それと同じように考えていないか？

定期的に、必ずやってくるものだと、信じて疑っていないのではないか。

否定はできない。

確かに、チャンスは来るかもしれない。

今日か、明日か、明後日か、一年後か、数十年後か。

でも、それを待ち続けるなんて退屈だ。

人生の主導権は、自分自身が握っていたい。

自分が何を選び、どんな行動を取り、どんな結果を得るのか。

自ら考え、行動し続けられる人間でありたい。

例えば、選ぶべき道が無数にあった時。

どれもそれなりに魅力的に見えることもあるだろう。

迷い悩み、何処へ進むべきか見えず苦しむこともあるだろう。

すぐに結論を出さなくても、時が訪れれば、

勝手に結論が出てしまうことになるかもしれない。

それはそれで良いのだろうか。

分からない。

ただ言えることは、主体的に受け入れた選択でなければ、

心の芯から熱くなれることはないという事だ。

それが自分という人間。

選択は今、この一瞬の積み重ねだ。

一年、一カ月、一週間、一日、一時間、一分、一秒。

どんな選択を続けてきたかによって、

人が人と成る。

今保有している知識は、身体は、実績は、

過去の積み重ねの成果だ。

明日はどんな成果を手にしたい？

今、何をしたい？否、何をすべき？

自問自答を繰り返し、トライ＆エラーを繰り返す。

そのプロセスを楽しめる大人になろう。