あなただけのオリジナルチェック項目をつくろう
こんにちは、aoiです。
『目標に向けて日々頑張っているけど、なかなか成果が出ない・・』という方に向けて、自分なりのチェック項目を作れば今より成果を上げることが出来るという話をしたいとおもいます。
今回は私自身のチェック項目も載せていますので、もし良かったら参考にしてみてください。
それではさっそくいってみましょう。
なぜチェック項目が必要なのか?
人間は意識レベルで考えている事と、無意識レベルで行動している事に必ずギャップがあり、自分ではそこに気づけない為です。チェック項目を活用することで、ギャップを埋めることが出来ます。
そもそも人は無意識でいる時間のほうが圧倒的に多い生物です。この無意識状態でいると、意識レベルで考えていた”在るべき姿”や”目的・やること”をついつい忘れがちになってしまいます。
※ヒトは本来、”在るべき姿”を実現する為に行動すべきなのに、無意識レベルでかけ離れた行動を取ってしまう残念な生物です。でも、これはある意味しかなたないこと。無意識は身体や脳にとって慣れ親しんだ、今まで最も選択してきた行動を取るようになっています。その内容が良いか悪いかは別として、その行動を『習慣』と呼びます。
チェック項目を活用するメリットは、
- 自分が目指していた方向とズレていないか確認できる
- ズレていた場合、速やかに修正できる
この2点です。
本来の方向性とズレが無いか定期的にチェックを行うことで、意識レベルで考えていたことと、無意識レベルで実行していたことのギャップを速やかに埋めることが出来るのです。
チェック項目をつくる為に必要なこと
チェック項目を作る理由は以上になります。それでは、さっそくチェック項目をつくっていきましょう。チェック項目をつくるコツは、自分の調子が良いとき&悪いときの行動、環境を抽出することです。
例えば、私の場合だとこんな感じです。
‐調子が良いとき‐
- 目覚まし無くても朝すっきり起きられる(疲労感なし)
- 起きた流れで読書したりブログ記事を書く
- その日やることを箇条書きにしている
- やるべきことは即行動している
- 朝ご飯を食べている
- 午前中までに1日でやることの7割を終わらせる
- 昼寝を20分ぐらいする
- お気に入りの服を着ている
- 気分転換に好きな音楽をかける
- 湯船に浸かる
- 美味しいご飯を食べる
- 寝具を清潔にしている
- ほど良い忙しさを実感している
- 次は何しようかな?とおもうほどの余裕がある
‐調子の悪いとき‐
- 部屋が散らかっている
- 食器をすぐに洗わない
- 掃除機をかける気になれない
- 家に帰ってゴロゴロしてしまう
- 食生活が偏っている
- 水回りの掃除頻度が減っている
- 玄関に靴が何足もある
- やるべきと分かっているのに先延ばし
- 夕方からやっと行動し始める
- 買った本を読まずに置いたまま
- 明日やろうと言い訳する
- 表情が暗い
- 自分でもう無理・・って思い込んでいる
- やるべきことを引き受けすぎている
行動面・環境面をごちゃまぜにしてしまいましたが、大体こんな感じです。
チェック項目の紹介
調子の良い&悪い時の行動や環境について向き合った結果、私にとって大事だとおもうことはこの5つに絞ることができました。これが私のチェック項目です。
- 身の周りは常に片付いているか
- 清潔感を保てているか?
- 朝型の生活リズムになっているか?
- 今日やることを決めているか?
- 自分のご機嫌取りが取れているか?
だいたいこんな感じです。内容はなるべくシンプルにしたほうが分かりやすいとおもいます。
ちなみにチェック項目に具体性を持たせるべきかどうかについては、私は不要だと考えています。何故って自分のことは自分が良く分かっているから。
「身の周り片付いてるかな?」と考えるだけで、もし気になるところがあれば大抵頭に浮かぶとおもいます。その気づきに対して、正直に受け止めるだけで良い。大切なのは、気づきに対して見て見ぬふりをしないこと。
チェック項目を自分以外の複数人で使う場合は、具体性を持たせるべきです。なぜなら、人によって感度が違う為です。Aさんの清潔感の度合いと、Bさんの清潔感の度合いがまったく同じということはあり得ませんよね。なので、複数人でチェック項目を活用する時には具体性を持たせましょう。
チェック項目と今の実態を照らし合わせてみる
先ほどの私のチェック項目の中でも、特に①と②がちゃんと出来ていない時は、確実に調子が悪い。断言できます(笑)
部屋の状態は心の状態を映す鏡とも言われています。部屋がきれいな時は心も落ち着いていて余裕がある。部屋が汚いときは心に余裕が無い。意識レベルで思考できず、無意識レベルで行動してしまっている状態です。その流れとしては、以下の通り。
部屋を片付けてキレイな状態になる
↓
仕事が忙しい日が続く
↓
少し部屋が散らかってきたかも
↓
今は仕事が忙しいし、また片づけを後回しにする
↓
部屋が散らかっている状態が続く
↓
いつのまにか散らかっている状態が平常運転
↓
まずいとおもっているのに気にならない状態になる
↓
意識レベルで行動&思考できない状態
↓
在るべき姿の実現ができない状態!
ヘトヘトになりすぎて、意識レベルで行動&思考できなくなっていることに気づくこと自体は難しいです。意識→無意識の切り替わるタイミングを人は自覚することが出来ないからです。
でも、チェック項目を作ることによって意図的に無意識→意識へ転換することが出来ます。
これこそがチェック項目の最大のメリットです。
シンプルですが、効果は絶大。
ぜひ実践してみてください。
おわりに
今回はチェック項目の活用について説明させて頂きました。こういった”自分のマイルール”のようなものがあると自分という軸がより定まってくると思います。また、自分のことをより客観視することが出来るのではないでしょうか。
以上、ここまで読んで頂きありがとうございました!