他人のアラを探すくらいなら、まずは自分のアラを探そう。

『他人を見下す若者たち』という本の中に、仮想的有能感というワードが登場する。
他社を否定することで自分の有能性を主張するという、クソみたいな考え方のことらしい。

確かに会社の中にもそんな人はいる。
なぜ、そんなことをするのか？

自分で努力して成長した時に得られる感動よりも、他人をバカにして得られる有能感のほうが、手っ取り早いからではないだろうか。

いわゆる評論家タイプ。

口ではギャーギャー騒ぐのに、いざ何かをするとなったら全く動かない、そんなヤツだ。

別にギャーギャー騒いでも良いが、それと同等の対応を常にしなければならない。

言行一致の法則だ。

それができなければ人は後ろについてきてくれない。誰もそんな背中をカッコよいとはおもってくれない。

他人のアラを探すくらいなら、まずは自分のアラを探そう。
そこを徹底的に改善していけば、究極のアラ無し人間の完成だ。

他人のアラを探すのは、それからでも遅くはないだろう。