こんにちは、aoiです。
今回は人生で迷ったときこそ読んで欲しい3冊の本について紹介します。どの本も私が辛いときに大きな力を与えてくれました。
たった一冊の出会いが、自分の価値観や行動を変えることがあります。
それでは、さっそくいってみましょう。
1.アルケミスト/パウロ・コエーリョ
まず最初に紹介したいのは、この本。
私が社会人1年目に読んだ本でした。
この本は、羊飼いの少年サンチャゴの物語です。サンチャゴはある日、夢をみます。その夢によると、エジプトのピラミットまでいけば、隠された宝を発見できるというのです。
それから彼の冒険が始まります。
人を信じては裏切られ、また信じては裏切られの繰り返し。もし私ならサンチャゴのように粘り強く頑張り続けることは出来ないなぁと、当時は読みながらおもっていました。
この本から得た気づきは以下の3点です
- 物事にはあらゆることに意味がある
- 見えない力の偉大さ
- 自分の道は自分で切り開く
この本を手に取って欲しい人は、自分の進退・進路について迷っている方です。きっと参考になるはずです。
2.自分の中に毒を持て/岡本太郎
次に紹介するのは、『自分の中に毒を持て』です。
日本を代表する芸術家、岡本太郎の本です。
はっきりいって、この本は刺激が強すぎます。
どれだけ周りから避難されようが、自分の信じた道をひたすら歩み続けること。そうすることで自分の本当の人生を歩めるのだと、岡本氏はいっています。
少し自分に自信がない人には、特にオススメの一冊です。
3.生の短さについて/セネカ
最後に紹介するのは、今から約二千年前に存在した哲学者セネカが書いた本です。
この本では、「生の短さについて」「心の平静について」「幸福な生について」の三篇で構成されています。
特にオススメなのは、やはり本のタイトルにもなっている「生の短さについて」です。
めちゃくちゃざっくり内容をまとめると、こんな感じ。
- 本来、人の一生は十分長いものである
- だが人間は時間の有限性を理解しておらず、時間を浪費する
- その結果、人の一生は短いと嘆かれる
- 未来ではなく、今現在に目を向けて生きるべき
だいたい、こんな感じの主張です。
時間の有限性を意識して日々の行動をおくる。
この時間に対して私たちはどう向き合うべきなのか?について書かれた本は、以前紹介したアーノルド・ベネット氏の『『自分の時間~1日24時間でどう生きるか』で詳しく書いてありました。気になる方はどうぞ。
【要約・書評】『自分の時間~1日24時間でどう生きるか』を読んで与えられた時間をフル活用しよう!
まぁ、当たり前といえば、当たり前の主張です。ただ、セネカの凄いところは言葉が持つ圧倒的なパワーです。
ページをめくるたびに心をグッと掴まれて揺さぶられるような、そんな強さを秘めています。
私の心に特に響いたフレーズはこちら。
生きることにとっての最大の障害は、明日という時に依存し、今日という時を無にする期待である。
君は運命の手中にあるものをあれこれ計画し、自分の手中にあるものを喪失している。君はどこを見つめているのか。どこを目指そうというのであろう。
来るべき未来のものは不確実さの中にある。ただちに生きよ。
どうですか、めちゃくちゃかっこよくないですか。
このフレーズが刺さったのなら、ぜひこの本を読んで見てください。もっと気に入るところが見つかるはずです。
おわりに
今回は人生で迷ったときこそ読んで欲しいというくくりで本を紹介しました。
どの本も力強いメッセージを発しており、前向きな刺激を受け取ることができるのではないでしょうか。
ぜひ読んでみて下さい。
今日はここまで!最後まで読んで頂きありがとうございました!
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