モノマリストが書くモノの選び方
こんにちは、aoiです。
今回は『思考と暮らしをシンプルに-人生を変えるモノ選びのルール』著:堀口英剛 の感想について書いていきたいとおもいます。
この本を読むと、自分の身の回りにあるモノについてもっと考えたりするようになり、人生がちょっぴり幸せになるコツが書いてあるかもしれません。
文体が優しく読みやすいので、エッセイを読んでいるような感覚でストレス無く読めるのも良いです。
本書の考え方は個人的には本当、めっちゃ好き。
でも、道を誤ると・・・とってもあぶないことになるかもしれません・・・。(迫真)
それでは、さっそくいってみましょう。
著者 堀口英剛氏のプロフィール
堀口氏は埼玉県出身のブログ「monograph(モノグラフ)」編集者であり、株式会社drip代表取締役社長。
同性の私でもビビるほどの男前です。YouTubeの投稿もしているので、興味がある方は見てみてください!
ちなみに私が堀口氏を知ったのも、YouTubeからでした。
早稲田大学時代に「monograph」の前身となるブログ「NUMBER333」を開設。
堀口にとってこだわりのモノを紹介するブログとして、月間100万PVを超える実績をつくりました。
その後、Yahoo!JAPANに入社、ブログは副業として続けていたそうですが、2017年に独立して株式会社dripを設立。
今に至るそうです。ちなみに今回紹介する本が自身初の著書とのこと。
本の内容を紹介
本書の主な主張は、以下3点
- なぜそのモノを選んだか考えてみる
- 自分がときめくモノを側におく
- とくめくモノに囲まれたら人生最高ウゥ!
だいたいこんな感じです。これは考え方として、めちゃくちゃ共感できました。
現代社会ではたくさんのモノが溢れています。昔に比べて特に苦労することなく、それなりのモノが手に入るようになったともいえるでしょう。
例えば、ダイソーにいけば、大抵何でも揃っていますよね。
電卓、食器、手帳、Yシャツ、観葉植物、手さげバック、充電器、VRゴーグルなど・・・ほんと品数多すぎてビビるくらいです。
気が付けば、私たちの生活にはものが溢れています。部屋を見渡してみて下さい。
どうですか、ミニマリストじゃない限り、かなりのモノが溢れていませんか?
著者の堀口氏は、ミニマリストを推奨しているわけではありません。
むしろ、その逆、生活を豊かにしていこうとすれば、必然的にモノは増えてくると堀口氏は述べています。
大切なのは、なぜそのモノを選んだのか、ということ。
値段が高かったからとか、捨てるのがもったいないとか、まだ使えるからとか、そんな理由だけでもモノは所有すべきではなくて、
自分が心からときめくモノを所有すべきだと。
そして心からときめくモノで身の回りがいっぱいになると人生最高ウゥ!状態になれるとも述べていました。
確かに、うん。
この本を読んで感じたこと
まず一番の印象。めちゃめちゃおしゃれ!!これに尽きます。
上手く表現できないので残念ですが、もうおしゃれ。本当におしゃれ。
そこで本書から受けた印象についてキーワード抜粋をしてみました。
先にいっておくと、これ完璧に私の主観です。
本書の考え方がはまる人は、次のような言葉も当てはまるのではないでしょうか。
- シンプル
- 上質
- 丁寧
- ゆとり
- 本質思考
- 穏やか
- 天然無垢
- 調和
- ホワイトベース
- 無印っぽい生き方
- 玄米食べてそう
- 美術館とかいそう
- 意識高い系
- こだわり強め
- コーヒー豆こだわりそう
- 服はモノトーン系
- パソコンは絶対マック
- 同じ服何着も持ってる
- オーガニック食品好き
- マック、好き家は絶対いかない
- いつかピアノとかギター弾けたらよいとおもっている
- 相棒は一眼レフのカメラ
はい、いったんここまでにしておきます。
どうでしょうか。何となく伝わったでしょうか・・・。
なんというか、う~ん・・・。
一歩道を踏み違えると、かなり痛い方向に転んでしまう可能性があります。
意識高すぎて、一周回ってクセ強めの人っているとおもいますが、まさにこんな感じの人。
こんな人になってしまう可能性を秘めた本だなぁと、そう感じました。
あらためていっておきますが、著者の堀口氏は全然そんなことありません。
シンプルに丁寧な生活を送っており、純粋にそれを楽しんでいるのが伝わってきます。
男がみてもカッコいいとおもえるような、そんなスタイル(生き方)です。
問題なのは、それを中途半端に真似しようとすると、かえって残念な感じになってしまうということ。
いや、なんといえば良いのでしょう。う~ん、難しい。
大学に入学すると必ず見かけれる”意識高い系の奴”、アイツになってしまう、としか言えれないなぁ・・
意識高い系と、本当に意識高い人の違いってなんなんだろう。
今度、そのことについて記事にしてみようとおもいます。
おわりに
ちょっと内容がとっちらかってしまいましたが、本書はモノとの向き合い方について考えさせてくれる良書です。
とっても読みやすく2時間もあればサクッと読めると思いますので、気になる方はぜひ手に取ってみて下さい。
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