【書評・まとめ】『億を稼ぐ積み上げ力/マナブ』には成功する為の本質が書かれている!

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こんにちは、aoiです。

ブログ界でいま最も勢いのある

マナブさんという方が初めて出版した

『億を稼ぐ積み上げ力』という本を紹介します。

「楽して稼ぎたい人は、この本を読まないでください。」

ページをめくると、いきなりこの言葉が書いてあり、おもわずドキッとしました。おそらく本のタイトルを見て、楽して億が稼げる方法が書いてあるのかなとおもった人がいるかもしれません。

実は私もその一人だったので、マナブさんに見透かされているなぁと、少し苦笑いしてしまいました。

本書では継続することの重要性がメインテーマとなっています。

また成功する為に不可欠な行動面・メンタル面についても紹介されているので、今回は、書評を行いつつ、その内容についても詳しく書いていきたいとおもいます。

それでは、さっそくいってみましょう!


Contents

著者のマナブさんって?

著者のマナブさんは日本を代表するトップブロガーYouTuberです。

大学卒業後にフィリピンのセブ島で就職するも11カ月で退職、フリーランスとして独立します。

起業の失敗によって一度は人生のどん底を経験するも、その後再挑戦。

ブログの毎日更新を1000日以上継続することで、収入が月収5万円から月収300万まで増え、

今ではブログ・YouTube、SNSなど幅広い方面で活躍中!

人に圧迫感を与えない、物腰が優しい喋り方でとても好感の持てる男性です。

副業がトレンドである現代において、最も有名な副業インフルエンサーの一人ではないでしょうか。



この本を読む前の注意事項について

本書では著者のマナブさんが繰り返し伝えている通り、稼ぐための裏ワザやテクニック的なノウハウは一切書かれていません。

そのかわりにきわめて本質的な思考、取るべき行動について、実際にマナブさんが体験を通じて得た

成功する為のエッセンシャルが書かれてあります。

エッセンシャルといえばこちらの記事がオススメ
関連記事実は危険!?エッセンシャル思考を実践するコツやメリット・デメリットをまとめて解説する!



ただ・・正直に言うと、初めて本書を読んだときはすこし物足りなく感じてしまったところもありました。(生意気いってスミマセン・・)

なぜなら、どこかで一度は聞いたことがあるような話が多かったからです。

しかしそれは情報として知っているだけで、それが私にとって実践できているかどうかと問われると、圧倒的にNoが多かった。

そこで本書は以下の活用方法がとてもオススメです。

①本で書いてある内容が自分の行動と一致しているか照らし合わせる

②出来ていないところを改善する

③このループを徹底的に繰り返し、行動の習慣化までもっていく

このような使い方がお勧めです。

ただこの本を読んだだけでは、全く意味がないでしょう。読んで実践してこそ本書の効果が発揮されます。

それも一度や二度だけではなく、無意識レベルで行動できるまで繰り返し実践していきましょう。

マナブさんが推奨する”行動の習慣化”が出来上がるまで、徹底的にです。

本で書いてある内容についての詳細は記事の後半でまとめていますので、参考にしてみてください。




『億を稼ぐ積み上げ力』のもくじ

この本は全6章で構成されています。以下は各章のタイトルです。

1章 圧倒的に継続するための極意
2章 成長を一気にブーストする秘訣
3章 成功までの最短ルート
4章 生き残るためのマインドセット
5章 稼げる人の頭の中
6章 時代の波に先乗りする

”極意”とか、”秘訣”とか、相変わらずマナブさんは言葉のチョイスが上手。どの章を取ってみても、早く中身が知りたい!とおもわせるようなタイトルの付け方ですよね。

ちなみに本書で大切なことは1章でいきなり書いてあります。(なんなら、プロローグである『はじめに』で既に書かれてある)

結論から先に伝えるという、マナブさんのスタイルがここでも徹底されているなぁと思いました。



『億を稼ぐ積み上げ力』の概要

本書では、億を稼ぐ為には積み上げ力=継続する力がなによりも必要だと繰り返し述べています。

したがってマナブさんが本書で1番伝えたい内容は、言うまでもなくこの積み上げ力の重要性についてだとおもいます。(もうタイトルのまんま)

大事な事なので、本書の冒頭からいきなり結論が書いてあります。

それはプロローグである『はじめに』の4~5Pページ目に書かれてあります。

結局、僕の人生を大きく変えたのは、「朝起きて、何があっても、絶対にブログを書く」という行動、これひとつだけでした。

もし、あなたも成果を出したいと思っているなら、次のテンプレを使ってください。

朝起きたら、何があっても、絶対に〇〇をする

人生を変えるには、これだけで充分です。

もし、このことが本当に腑に落ちて、実行できるのであれば、あなたに本書を買う必要はありません。明日から実行し、人生を大幅にアップグレードしてください。

引用:億を稼ぐ積み上げ力/マナブ著より

追加の補足説明として、本書の18ページ目に継続のコツがかかれています。それは以下の2点。

・朝起きたら、最初にやる

・終わるまで、他の事をしない


もう、これだけ。(笑)
シンプルすぎてフフッとなってしまったw

このスタイルを徹底的にやろうぜという話ですね。

とにかく、これを習慣化するまで続けましょう。

ちなみに最も辛いのは最初の90日で、中でも開始して30日までが本当に辛く、ほとんどの人が最初の30日で挫折するとマナブさんは言っています。

私はここでまたしてもドキリとさせられてしまいました。

たしかに私も新しく何かを始めた時、最初の1カ月をやり切れるかどうかで、今後も継続できるかが決まることが何度もありました。(・・・いや、30日ももたねぇ、、三日坊主だってザラですがな・・)



少しもの足りないと感じたこと

この本を読んで、継続することの重要性は分かりました。でも、そうといっても本当に辛い30日間を乗り切るためにどうしたら良いのだろう・・。やっぱり気合いと根性しかないのかナァ。。

こんな甘ちゃんな発想を持った私に対して、マナブさんが提示したアドバイスは、、

とくに無かったような気がします。。

習慣化をするためには毎日続けることが大事、休日もやり続けましょう!おっしぇーい!といっていましたが、それが辛いという話でね。。(←甘ちゃんかよ)

けっきょく腹くくって男は黙ってやるしかねぇんだよ!というど根性精神がやはり必要なのでしょうか。


継続するためのテクニックを紹介

継続が何より重要。
朝起きたらやることやる。

終わるまで他の事をやらない。
ハイ、頑張って!


・・・って出来るかおいいぃぃ!!

こっちは覚悟も根性も無い筋金入りの甘ちゃんなんだよおおぉぉ!!

読者からこんな心の叫びが聞こえてきそうな気がしました。(すくなくとも私の心はこう叫んでいたよ?)

なので、その点に関してはチャンクダウンベビーステップといった手法を採用することで「小さくコツコツとやり続ける」ができ、それが続けば上手に習慣化できるのは?と感じました。


チャンクダウンとは

チャンクダウンとは、ざっくりいうと物事の構成対象を細かく分けて考えてみるというテクニックです。

たとえば営業成績をあげるというテーマに対して、営業成績に直結する要因=固まり(チャンク)を細かく分けてみます。

すると、顧客数、顧客単価、成約率、リピート率といったものが構成要因として見えてくるでしょう。

あとはそれぞれに隠れている問題について検証していくことで、より具体的な対策を出すことができるのです。

漫然と営業成績をあげるぜ!と意気込むよりも、チャンクダウンして、まずできること・やるべきことを探してみる。

すると大きいチャンクでは見えてこなかった課題が見えやすくなり、取るべき行動も分かってくるということですね。

目標が大きすぎると何からやってよいか分からず、モチベーションも下がってしまいますが、このようにチャンクダウンを上手に行う事でやることが明確になり、行動しやすくなります。



ベビーステップとは

ベビーステップは名の通り、赤ちゃんのヨチヨチ歩きのようにやりましょうということ。

つまり、最初のうちはいきなり本腰を入れてやるのではなく目標値を意図的に下げてみるというテクニックです。

例えばブログ記事を毎日1000文字以上書くぞ!ではなく、あえて300文字に制限したりとか、

完了するまでがゴールではなく、10分間やることがゴールにする、とかです。

ベビーステップ最大のメリットは、継続ができない雑魚メンタルに達成感を与えてくれることではないでしょうか。

やろうとおもいながらも、できない状態が続くと、人は本当に動けなくなる動物です。

どんなに小さくても、やり続ければ達成感が生まれ、次もやろうとおもいます。そのためのとっかかりとして、ベビーステップを採用するのは全然ありだとおもいます。

少し話が脱線してしまいましたが、継続するにあたって本当に辛い30日間を攻略するテクニックを紹介させて頂きました。

※もしかしてだけど、人はテクニックに走ると甘ちゃん精神が生まれるから、あえてマナブさんはテクニックを伝えなかったのかも。本書の冒頭にも稼ぐための小手先テクニックは解説していないと書いてあるしなぁ・・でも今回は継続するためのテクニックで稼ぐためのテクニックじゃないから許してくださいぃ・・



本書から取るべき行動・持つべきメンタル面を紹介

ここからは、各章に書いてあった、私たちが普段取るべき行動持つべきメンタル面について紹介します。

ここに書いてある行動やメンタルを100%実践することが出来れば、私たちはきっとマナブさんと同じレベルまでたどりつくことが出来るでしょう。それが無理だとしても、レベルアップすることは間違いなし!


第2章 成長を一気にブーストする秘訣

【行動面】
・消費者ではなく生産者側に回る
・挑戦を阻害する人とは距離を取る
・人材価値を高める行動を取り続ける

【メンタル面】
・高速で成長するスーパーサイヤ人理論
・能力は後からでも伸ばせるとおもう
・やりがいは成果に応じて生まれるもの

この中でも「消費者ではなく生産者側に回る」っていうのが特に共感できました。
”もらう側”ではなく”つくる側”になれと上司からよく言われていたなぁ。。。


第3章 成功までの最短ルート

【行動面】
・生産性をあげる為に最優先なのは良く寝ること
・マルチタスクは非効率だからやらない
・自分の行動を音で管理する
・つまらない仕事は捨てる
・今すぐ勉強をはじめる(行動ありき)

【メンタル面】
・歪んだプライドを捨てる
・固定観念を捨てる
・最悪の状態をイメージしてみる

自分の行動を音で管理するというのはやってこなかったので、新しい発見でした。いろいろ調べてみると、25分作業して5分休んで、また25分作業するっていうのが最も集中力が発揮出来て効率が良い作業の進め方みたいです。

歪んだプライドを捨てる、、これも新人時代に上司からよく言われたっけなぁ~。。良いプライドと悪いプライドがあって、成長を阻害する悪いプライドは捨てるべき。ただ難しいのは、悪いプライド=歪んだプライドって中々自覚することが出来ないんだよなぁ。それを的確に指摘してくれる上司であったり同僚がいれば、素直に耳を傾けましょう。


第4章 生き残るためのマインドセット

【行動面】
・成果のためには捨てるモノがある(フェーズ毎に紹介あり)
・ダメだとおもったら、一歩下がって考えてみる
・持続的に継続できる環境に飛び込む

【メンタル面】
・自分の理念を曲げない限り、多少一貫性がなくても良いとおもうべし
・他人と比較せずに自分のペースでコツコツと続けるべし

いまふと気づきましたが、この4章で書いてあることって、日本のことわざとか慣用句で表現できるんじゃね?とおもいました。「肉を切らせて骨を断つ」、「押してダメなら引いてみな」、「朝令暮改」、「千里の道も一歩から」。

うん、なんか割と近い感じがする。。てことはことわざとか慣用句を現代語訳してそれっぽく解説したらビジネス書つくれんのかなぁ。。いや、安易な発想ですねスミマセン。。。




第5章 稼げる人の頭の中

【行動面】
・重要度/緊急度に分けたマトリックス分析をする
・少しずつ違う行動や異なる思考を取り込んでみる
・収入を大きく伸ばすには自分で稼ぐことに挑戦する
・遊ぶときは一転集中で遊ぶ

【メンタル面】
・成功=挑戦回数×成功率
・失敗が普通だとおもう
・偽善でもよいから良い人になろうとする
・成果を焦ってはいけない

この章でとくに心に響いたのはメンタル面です。

ブログ初心者がまず持つべきメンタルとして、「失敗が普通だとおもう」ことと「成果を焦ってはいけない」この2つはかなり重要ではないでしょうか。

どれだけ自分が時間をかけて記事を書いても、誰も読んでくれない。なんの変化も訪れない。もういいや、やめちゃおう・・・たいていこんな風になってしまう人が多いとおもいます。かつての私もそうでした。

だからこそ、このメンタルを持つことで「まぁ気長にやるか」という気持ちになることができるのではないでしょうか。



第6章 時代の波に先乗りする

【行動面】
・ネットのトレンドを読む方法
・時代の大きな流れはニュースで分かる
・自分なりの生き方を模索する

【メンタル面】
・自分なりの幸せを掴むために嫌なことを減らしてみる
・これからの時代を最高に楽しむ

いよいよ最後の章ですね。

コロナ渦で世間の常識が大きく変化している現代において、自分なりの生き方はつねに模索し続ける必要があります。世間一般の指し示す”幸せ”ではなく、あなた自身の”幸せ”をデザインする力も求められているのかもしれません。その為に、嫌なことを減らすという発想はとても有効だとおもいます。


少し前に関連する内容の記事を書いていたので紹介しておきます。




以上、各章について行動面・メンタル面についての内容を書き出してみました。

もし、もっと詳しい内容が知りたいとおもった方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

きっと新しい発見があるとおもいます!


あらためて書評&まとめ

そういえば書評らしいことを書いていなかったので、この本を読んでおもったことを最後に書こうとおもいます。

本書を読んでおもったこと。それは情報そのものの価値も大事だが、誰が発信した情報なのかということも同じくらい大事、ということです。

記事の冒頭にも書きましたが、『億を稼ぐ積み上げ力』には成功する為の本質的な内容が書かれていますが、それはけっして真新しい情報ではありません。

こういってしまってはなんですが、今まで誰もがどこかで一度は聞いたり読んだりしたことがある情報なのではないでしょうか。

ですが、私は本書を読んで、「やっぱりそうなんだ!」とか、「やっぱりこれはやるしかないな~」といった、今までに無い高揚感を抱きました。

今まで聞いたことがある情報なのに?

今まではそんな風におもわなかったのに?

それはなぜか。

本書の執筆者がマナブさんであるからです。

権威性があり、信頼性の高いマナブさんから発せられるメッセージだからこそ、よりリアルに感じられるし、やっぱり大事なことでやらないといけないなぁと思わせるようなパワーが生まれたのではないでしょうか。

これは私が今後ブログ運営を続けていくうえで、大きな発見となりました。

情報の中身に加えて、情報発信者のパーソナリティも重要視される。

したがって、コンテンツ作りに加え、情報発信者の”人間づくり”も高めていかないといけないのではないか?

本書を読んだ気づきとして、こんな気づきが生まれました。これは私にとって非常に価値ある新しい発見でした。


最後に、本書の中で私が一番胸に刺さったフレーズを紹介してこの記事を終わりたいとおもいます。


「人生は長いし どうせ 成功できます」


素敵な言葉ですよね。心がふっと軽くなり、前向きに継続していこうという気持ちにさせてくれます。

以上、今回はマナブさん初の著書『億を稼ぐ積み上げ力』について紹介させて頂きました。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

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